伝統の技と心を知る 尾張七宝 特別講座 『三日弟子』

伝統工芸士に学ぶ、七宝焼き作りの真髄。

プロの作家を目指す方や、独学で行き詰まっている方など、本気で七宝焼きと向き合う方向けの、短期弟子入り講座です。

~予告ご案内~

伝統と美が織りなす世界、尾張七宝の扉を開けてみませんか?
尾張七宝の職人が手がける、その繊細な技術と美しい輝き。
これまでは、その魅力に触れられる体験の機会は、数時間の体験講座での平面作品に限られていました。

以前より、尾張七宝を深く探究して学ぶ場はないですか?というお声をいただくことが増えてきていました。
そのようなお声にお応えしたく、伝統工芸士みずから、尾張七宝の世界をご案内します。

七宝焼の伝統工芸士による、日本発・世界初、ここだけの特別な新しい機会。
伝統を受け継ぐ技と、創造性あふれる美しさの融合を実際に体感できます。

尾張七宝の歴史とその魅力に触れ、ご自身で立体作品を手掛ける喜びを味わってください。
七宝焼の魅力に数日間にわたって浸ることができる極上体験、ぜひ、ご期待くださいませ。

※体験風景イメージ:『世界!ニッポン行きたい人応援団』 テレビ東京 2024/7/1(月) 20:00~放映(TVer配信期間終了)。

現在、極上体験の構成を含め、諸々の準備が進行中です。
整い次第、ご案内差し上げますので、ご関心いただけることがございましたら、下記のご案内フォームをご活用ください。
経過や裏話を含め、ここだけの特別な情報をお届けいたします。

三日弟子ご案内フォーム

ご関心いただける方向けに、オンライン説明会のご案内や今後の開催予定といった情報を、優先的にメールでご案内差し上げます。

情報ご案内は無料です。会員登録の手間をおかけすることもございません。ウォッチリストやリマインダとして、お気軽にご活用いただけますと幸いです。

*『三日弟子』をご受講いただくにあたりまして、原則として通常の体験講座を先に受けていただくことをお願いする形となります。
(体験講座を通じて尾張七宝の基礎的な製作過程を学んでいただくと共に、『三日弟子』の適性を判断させていただきます)

七宝焼き/有線七宝の体験講座・伝統工芸ワークショップ【尾張七宝】

 

講師(伝統工芸士)紹介

加藤 芳朗 伝統工芸士
有限会社加藤七宝製作所 三代目

【略歴】
2005年、愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業後、25歳より家業である七宝の道へ入る。父・勝己に師事し伝統的技術を学ぶ。
現代の生活に相応しい新しい七宝の“カタチ”を日々模索中。
現在、加藤七宝製作所三代目代表取締役社長。
2018年「伝統工芸士」認定。
趣味:野球観戦とゴルフ
[インスタグラム]加藤七宝製作所・七宝の制作動画や工房の風景を発信中~

【創業の経歴 会社の歴史】
加藤七宝製作所は、伝統的工芸品”尾張七宝”の窯元です。
名古屋城のほど近く、まだ昔の風情が残る名古屋市西区に工房を構え、昭和22年より七宝の製造販売をしており、平成29年には創業70周年という節目を迎えました。
創業者である加藤亮三は、戦後の混迷期に紆余曲折を経て尾張七宝と出会い、その美しさに一瞬で引き込まれたと言います。数年間、愛知県七宝町で尾張七宝製作の下積みをしたのち、現在の工房を構えました。三代目となった今もなお初代こだわりの「赤透け」を、また時代の求めに応じた幅広い尾張七宝の製品を世に送り出しています。
加藤七宝製作所ウェブサイト

国指定伝統的工芸品『尾張七宝』とは
[沿革]
天保年間(1830~1844年)、尾張国の梶常吉が、オランダ船により輸入された七宝の皿を手がかりにその製法を発見し、改良を加えたのが始まりとされています。一般に焼物といえば、陶磁器のように土を成形して焼き上げますが、七宝焼は、銅又は銀の金属素地を用い、その表面にガラス質の釉薬(ゆうやく)を施し、花鳥風月、風景などの図柄をあしらったところに特徴があります。特に図柄の輪郭となる部分に銀線を施す有線七宝は尾張七宝の代表的な技術です。
[製造工程(有線七宝)]
銅(銀)板を用いて花瓶、皿などの形の金属素地を作り、その上に墨で下絵を描きます。有線七宝の場合は、下絵にそって銀のリボン状の線(銀線)を、植物性の糊で立てながら貼り付け(植線)、ガラス質の紬薬を施して焼成します。焼成は、数回繰り返し行います。その後、研磨を行い、上下に装飾の輪(覆輪)を施して完成です。

【アートワークショップ】 【少人数制】 【プロ志向】